初回リバランス完了|テック偏重ポートフォリオを5資産均等に戻した記録【2026年4月】

リバランス記録

※この記事は2026年4月25日に公開した、レバラボ初回リバランスの記録です。2026年7月に、当時の文章はそのまま残して「3ヶ月後の答え合わせ」を加筆しました。加筆箇所には【2026年7月加筆】と付けています。

2026年4月24日、レバラボ初の月次リバランスを実施しました。半導体・テック株がぐんぐん伸びる中で、戦略どおり「20%均等」に戻す作業です。

正直、SOXLが32%超まで膨らんだ状態を見ると「このまま乗っかりたい」気持ちが半分ありましたが、ルールはルール。冷徹に売却して、AGGとUSD現金を補充しました。

リバランス前後のポートフォリオ

2026/04/24 実施 / 戦略:5資産均等リバランス(±10%ルール)

リバランス前

WEBL20.1%TECL26.5%SOXL32.3%AGG2.3%USD(現金)18.8%
WEBL:20.1%
TECL:26.5%
SOXL:32.3%
AGG:2.3%
USD(現金):18.8%

リバランス後

WEBL20.2%TECL21.4%SOXL22.3%AGG19.7%USD(現金)16.4%
WEBL:20.2%
TECL:21.4%
SOXL:22.3%
AGG:19.7%
USD(現金):16.4%

※金額非公開 / ルール:1銘柄でも±10%超で全体リバランス(毎月最終金曜)

銘柄リバランス前リバランス後動き
WEBL20.1%20.2%ほぼ据え置き
TECL26.5%21.4%売却
SOXL32.3%22.3%売却
AGG2.3%19.7%大幅買い増し
USD現金18.8%16.4%買付資金に充当

リバランス前はレバ3兄弟(WEBL・TECL・SOXL)の合計が約79%、債券(AGG)はたった2.3%という、見るからに「攻めすぎ」なポートフォリオ。これを5資産均等に近づけました。

※ブログの戦略については最初の記事で詳しく書いています。前回公開した開始時PFから、ここまで偏りが出るとは想定外でした。

売買の内容

  • 売却:WEBL・TECL・SOXL(レバ系3銘柄)
  • 買い増し:AGG(米国総合債券ETF)
  • 発注方式:金曜朝に成行注文 → NY市場オープンで約定

気づき①:税金の存在感、想像以上にデカい

今回いちばん「ヒヤッ」としたのは、売却に伴う譲渡益課税の重さです。

特定口座(源泉徴収あり)なので、売却益から自動で税金が源泉徴収されます。今回はその合計が想定よりかなり大きく、思わず計算機を叩き直しました。「リバランスで利益が乗った銘柄を売る」=「都度税金が引かれる」ということ。

これが毎月続くと、ポートフォリオの増えるスピードを地味に削っていきます。「税コスト込みでリバランス効果はプラスか?」は、いずれ検証してみたいテーマになりました。

気づき②:AGG買付でちょっとやらかした

事前計算では「USD現金が足りるはず」だったのですが、いざ発注してみるとAGG買付分の資金が微妙に足りず、慌てて他銘柄の売却を増やして再注文。

「計算通りに買えるとは限らない」——為替・約定タイミング・手数料の小さなズレが効いてくる、という生の学び。来月以降は余力に少しバッファを持たせる運用にします。

4月の相場感想

4月の米株は半導体株の独走が目立ちました。NASDAQとS&P500は高値更新の動きで、SOXLは過去30日で+70%超のラリー。「マジか…」とつぶやきながら見ていました。

一方でTECLは年初来でマイナス圏。同じ「テック3倍ETF」でも構成銘柄の違いで明暗が分かれた1か月でした。

地政学リスク(中東情勢)も背景にあって、上下のブレ幅は大きい1か月。月末(4/28-29)のFOMCは政策金利据え置きの予想(99%)で、2026年中の利下げは1回見込み。債券(AGG)にとっては微妙な追い風くらいの位置づけです。

来月に向けて

5月最終金曜の判定で、また±10%ルールに引っかかる銘柄が出るのか、それとも静かに推移するのか——どちらに転んでも記録を続けるだけです。

半導体株がさらに伸びるのか、利下げ期待で債券が反発するのか、見どころは盛りだくさん。個人的には「次のリバランス、案外発動しないかも?」と予想しています。

【2026年7月加筆】あの日の「気づき」と「予想」の答え合わせ

この記事を公開してから、3ヶ月がたちました。上に書いた2つの「気づき」と1つの「予想」がその後どうなったか——初回リバランスの記録に、答え合わせを足しておきます。

まず、気づき①の税金。「税コスト込みでリバランス効果はプラスか?」はいずれ検証したいと書きましたが、この「ヒヤッ」を掘っていったら、想像以上に深い穴でした。売却益はそもそも米国では課税されないこと、分配金は日米で二重に課税されて「外国税額控除」という取り戻す手段があること、そして自分がその申請を「したつもりになっていた」勘違いまで見つかり——最終的に記事1本になりました。あの日、計算機を叩き直した動揺が、いまではブログの主力記事の一つに育っています。

次に、気づき②のやらかし。「余力にバッファを持たせる運用にします」と書いた対策は、のちに±10%ルールの解説記事で「売却額にバッファを上乗せする」手順として正式にルール化しました。そして6月の2回目のリバランスでは、資金まわりでつまずくことなく売買を終えられました。小さな失敗がルールになっていく——実験らしい進化だと思っています。

そして、「次のリバランス、案外発動しないかも?」の予想。これが見事に的中しました。5月の判定は、最大乖離がSOXLの+9.4%。発動ラインの±10%まで「あと0.6%」に迫りながら、ルールどおり何もせず。そして6月、そのSOXLが+14.1%まで膨らんで、この初回以来2回目のリバランスが発動しました。初月の直感としては、われながら良い線をいっていたと思います。

最後に、大量に買い増したAGGのその後。19.7%まで引き上げたAGGからは、毎月分配金が入ってくるようになりました。月に一度の、ささやかな楽しみです。そして「そもそもAGGって何なんだ」という興味が、次に書いた徹底解説につながりました。振り返ればこの初回リバランスは、その後のブログの企画の種箱でもあったわけです。

2回のリバランスを経て、変わったことがひとつあります。この日の私は「冷徹に売却して」と書くくらい肩に力が入っていましたが、いまは判定の日も、わりと淡々としています。慣れたというより、ルールに任せる安心感が育ったのだと思います。これからも毎月最終金曜、同じ線で判定して、この記録を続けていきます。

読者へのひとこと

今月はAGGの比率が極端に少なかったので、思い切って買い増ししました。次回の月末にはどこが偏って、どこを動かすことになるのか、私自身もワクワクしながら追っていきます。

あくまで個人の実験記録なので、生暖かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

⚠️ 本記事は個人の投資実績の共有です。レバレッジETFは元本割れリスクが大きい金融商品です。投資判断は自己責任でお願いします。過去の実績は将来の成果を保証しません。

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