※この記事は2026年4月18日に公開した、初回リバランス直前の「事前レポート」です。2026年7月に、当時の文章はそのまま残して振り返りと補足を加筆しました。加筆した箇所には【2026年7月加筆】と付けています。あわせて、読みやすくするために見出しの表示を整えました(文章は変えていません)。
「レバレッジETFで月イチリバランス実験、始めます」と宣言してから約1週間。初回リバランスは2026年4月25日(土)、つまりあと7日後に迫ってきました。
今回は直前レポートとして、現在のポートフォリオの状態をそのまま公開します。なかなかいびつな出だしですが、それも含めて実験です。
現在のポートフォリオ(2026年4月13日時点)
まず現状をご覧ください。目標は5資産それぞれ20%均等です。

・WEBL 21.69%(目標比+1.69%)→ 正常範囲
・TECL 25.01%(目標比+5.01%)→ 要注意
・SOXL 25.35%(目標比+5.35%)→ 要注意
・AGG 2.84%(目標比▲17.16%)→ 大幅乖離
・USD現金 25.12%(目標比+5.12%)→ 要注意
注目はAGGです。目標20%に対して現在わずか2.84%。これは「下がった」のではなく、この実験を思いついた時点からほとんど買い増しをしてこなかったためです。今保有している分がそのまま残っている状態、というのが正直なところです。
【2026年7月加筆】なぜAGGは2.84%しかなかったのか
当時は「買い増しをしてこなかったため」の一行でさらっと流していますが、3ヶ月たった今、もう少し正直に背景を書き足しておきます。
私のレバレッジETFは2020年のTECLから始まり、翌年にはSOXLとWEBLも加わって、気づけばこの口座の資金のほとんどをレバレッジ3銘柄に向けていました。「これから伸びる」と信じたテクノロジーに全部張る5年間です。AGGは少しだけ持ってはいたものの、積極的に増やすことはありませんでした。地味な債券より、3倍レバレッジのほうがずっと魅力的に見えていたからです。
つまり、開始時点のAGG 2.84%は、相場のせいで「下がった」数字ではなく、私の5年間の買い方の癖がそのまま形になった数字です。債券とUSD現金を「クッション」として2割ずつ持つという発想自体が、この実験を設計したときに初めて生まれたものでした(5資産均等にたどり着くまでの遠回りは、最初の記事に加筆でまとめています)。
上の円グラフは、いわば「5年間テック3倍だけを信じてきた人間の自画像」です。ここから毎月のルールでどう整っていくのか——それがこの実験の見どころだと、今は思っています。
±10%ルールとは
レバラボの売買ルールはシンプルです。
目標比率(20%)から±10%以上乖離した資産が出たら売買する、これだけです。
今回で言えば、AGGの現在比率は2.84%で、目標20%との乖離は約▲17%。±10%ルールに照らせば、明確に買い増しのサインが出ています。4月25日のリバランスではAGGの買い増しが最優先になる予定です。追加資金はないため、目標比率を超えているTECL・SOXL・現金を売却してAGGの購入資金に充てる予定です。
【2026年7月加筆】±10%ルールの、当時書ききれなかった大事な部分
上の説明は、今読み返すと少しざっくりしているので、3ヶ月運用した現在地から補足しておきます。
まず、±10%は「銘柄ごとに売買するかどうかのフィルタ」ではなく、「ポートフォリオ全体のリバランスを発動するかどうかの判定ライン」です。どれか1銘柄でも±10%を超えたら、その銘柄だけでなく、5資産すべてを20%に戻します。
そして、判定するのは毎月最終金曜日の、月に一度だけ。月の途中でどれだけ相場が動いても、判定日までは何もしません。
このルールの設計思想と実際の手順、そして初回リバランスで起きた3つの誤算は、のちに1本の解説記事にまとめました。この記事の時点では、私自身もまだ「±10%」を運用したことが一度もなかったのだと思うと、少し感慨深いものがあります。
まとめ
4月25日、どんな売買結果になるのか自分でも楽しみです。AGGを大量に買い増すことになりそうな予感はしていますが、それも含めて実験です。結果は翌日の記事でそのまま公開します。お楽しみに。
【追記:2026年4月25日】
この記事で予告したリバランスを実施。実際の売買内訳・気づき・税金のリアルはこちら:
👉 初回リバランス完了|テック偏重ポートフォリオを5資産均等に戻した記録【2026年4月】
【2026年7月加筆】答え合わせ|「あと7日」のその後
この記事の7日後に何が起きたかは、上の追記のリンク先に詳しく書きましたが、加筆のついでに短くまとめておきます。
まず日程です。本文では「4月25日(土)」と書いていましたが、実際のリバランスは市場が開いている4月24日(金)に実施しました。いまは金曜に判定と発注をして、その結果をできるだけ早く記事にして報告しています。当時は「実施する日」と「報告する日」の区別が、まだ自分の中で曖昧だったのだと思います。
結果は、予感が的中しました。AGGは判定日にはさらに痩せて2.3%になっていて(レバレッジ3銘柄が伸びた分、相対的に縮んでいました)、過剰だったTECL・SOXLなどを売って、AGGを2.3%→19.7%へ一気に買い増しました。この記事で「AGGを大量に買い増すことになりそうな予感」と書いたとおりの展開です。
そしてこの「いびつな出だし」から3ヶ月。5月は発動ラインまで「あと0.6%」に迫りながら何もせず、6月はSOXLが+14.1%まで膨らんで2回目のリバランスが発動——と、毎月同じルールで判定を続けています。
いま読み返すと、この記事の円グラフ——レバレッジ3銘柄とUSD現金で約97%、AGGだけ2.84%——は、5資産均等が始まる前の「最後のいびつな姿」を残した貴重な1枚になりました。どこから始めても、月イチのルールで淡々と整えていく。その出発点の記録として、この記事はこのまま残しておきます。
あくまで個人の実験記録なので、生暖かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。


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