※この記事は2026年4月12日に公開した、レバラボのいちばん最初の記事です。2026年7月に、当時の文章はそのまま残して振り返りと補足を加筆しました。加筆した箇所には【2026年7月加筆】と付けています。あわせて、昔の買い増しルールの説明で事実と異なっていた表現を2箇所だけ訂正しています。
はじめまして、yuppieです。
このブログ「レバラボ」では、レバレッジETFを使った月イチリバランス戦略の実験記録をつけていきます。
投資を始めたきっかけ
2019年、会社の社長から「営業なら社会情勢を自分ごとにできるから株をやった方がいい」とアドバイスをもらったのがきっかけです。
山崎元さんの本『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』を読んでインデックス投資信託からスタート。その後、両学長のリベ大や中田敦彦さんのYouTube大学、バフェット太郎さん、風丸さん、マカベイさんなどの情報に触れるうちに米国株・高配当株・株主優待など幅広く経験しました。
老後の資金はS&P500などの低コストインデックスファンドに任せています。このブログで扱うのは、あくまで余剰資金での実験です。
なぜこの戦略にたどり着いたか
もともとWEBL・TECL・SOXLの3銘柄を「時価評価額がいちばん低い銘柄を買い増す」ルールで運用していました。ところが、株数が増えるにつれて管理が煩雑になり、暴落時の精神的負担も大きくなってきました。
「何かいい方法はないか」と考えていたとき、ふとひらめいたのが5資産均等リバランス戦略。WEBL・TECL・SOXLの3レバレッジETFに、債券ETFのAGGと米ドル(USD)を加えた5資産を各20%ずつ保有し、毎月最終金曜日にリバランスするというものです。
同じ戦略をやっている人を調べてみましたが、見当たらない。ならば自分で実験してみようと思いました。
【2026年7月加筆】「ふとひらめいた」の前に、5年間の遠回りがあった
公開から3ヶ月たって読み返すと、上の「ふとひらめいた」という一文は、ずいぶん省略の効いた書き方だなと自分でも思います。実際には、ひらめきの前に5年間の遠回りがありました。ブログの最初の記事なので、その遠回りをここに書き足しておきます。
私が初めてレバレッジETFを買ったのは2020年の夏です。銘柄はTECL(テクノロジー株3倍)。当時の連動指数の上位はアップルとマイクロソフトで、「この2社がこれからも伸びるなら」と、値動きを見るためのお試しのつもりで、まず1口だけ買ってみました。
正直に白状すると、当時は「3倍レバレッジ=資産が3倍に増える」と本気で思っていました。実際は「1日の値動きの3倍」を目指す仕組みで、長く持つと複利のクセ(減価)が出る——そういうことは、あとからいろんな発信者の話を聞いて少しずつ知りました。我ながら浅はかな入り方です。
2021年3月にTECLとSOXLが株式分割(TECLが10対1、SOXLが15対1)をして、1株あたりの値段がぐっと下がりました。分割しても評価額は変わらないと頭では分かっていたのに、「買いやすくなった」と感じて味をしめ、そこからだんだん買い増していきました。当時から「これからはAI」という話はあって、半導体は「産業の米」と呼ばれ、ジム・クレイマーがエヌビディアをやたら推していた記憶があります。
WEBL(インターネット株3倍)を知ったときは、「TECLと合わせて持てば、GAFAMをほぼカバーできるんじゃないか」と考えて追加しました。この読みがどこまで合っていたかは、のちに書いたWEBL徹底解説で答え合わせしています。
買い方もいろいろ試しました。最初は、上にも書いた「毎月末の金曜日に、時価評価額がいちばん低い銘柄を決まった額だけ買い増す」ルール。ただ、レバレッジETFに回すのは余剰資金だけと決めています。毎月の買い増しを続けるうちに、その枠がだんだん苦しくなってきて、「評価額がマイナスの時だけ購入する」ルールに変更しました。それでも、買い増しを続ける限り、いつかは枠の限界が来ます。——今のレバラボの「毎月最終金曜に判定・追加投資なし」という形は、この試行錯誤の行き着いた先です。判定日が「最終金曜」なのは、実はこの頃からの名残りだったりします。
そしてもうひとつ。レバレッジ3銘柄だけのポートフォリオは、評価額がマイナスの時期が本当に長かった。同じような時期に投資を始めて、日本株の配当や優待を受け取って喜んでいる身近な人の姿を見て、「私のポートフォリオにはクッションがない」と痛感しました。それが、AGG(債券)とUSD現金を2割ずつ組み込む発想につながっています。
途中には、WEBLが高値から95%下落する谷もありました(この話は長くなるのでWEBL徹底解説に書きました)。つまり「ふとひらめいた5資産均等」の正体は、5年分の苦悩と試行錯誤が煮詰まってできたもの、というのが本当のところです。
現在のポートフォリオ構成
WEBL:インターネット株3倍レバレッジ 目標比率20%
TECL:テクノロジー株3倍レバレッジ 目標比率20%
SOXL:半導体株3倍レバレッジ 目標比率20%
AGG:米国総合債券(クッション役) 目標比率20%
USD:米ドルキャッシュ(安全弁) 目標比率20%
初回リバランス予定日:2026年4月25日(最終金曜日)
このブログのスタンス
資産が増えるか溶けるか、正直自分でも結果が怖いです。でもだからこそ記録する価値があると思っています。
毎月のリバランス結果、ポートフォリオの増減、気づいたことなどをありのままに書いていきます。
当ブログの内容はあくまで「一人の実験記録」です。投資の推奨ではありません。自己責任でお願いします。
【追記:2026年4月25日】
初回リバランスを実施しました。テック株偏重から5資産均等に戻した実体験はこちら:
👉 初回リバランス完了|テック偏重ポートフォリオを5資産均等に戻した記録【2026年4月】
【2026年7月加筆】実験開始から3ヶ月。どうなったか
この記事を公開してから、3ヶ月がたちました。加筆のついでに、その後の顛末を短く記しておきます。
初回リバランスは、4月最終金曜の2026年4月24日(金)に実施しました。フタを開けてみればレバレッジ3銘柄の合計が約79%、AGGはたった2.3%という「攻めすぎ」な状態からのスタートで、これを5資産均等に戻しています(記録:初回リバランス完了)。
2ヶ月目の5月は、判定してみると最大乖離がSOXLの+9.4%。発動ライン(±10%)まで「あと0.6%」に迫りながら、ルールどおり何もしませんでした。そして3ヶ月目の6月、そのSOXLが+14.1%まで膨らんで、4月以来2回目のリバランスが発動——という3ヶ月でした。
この記事の上のほうで「資産が増えるか溶けるか、正直自分でも結果が怖いです」と書きました。3ヶ月たった今も、怖さが消えたわけではありません。ただ、売る・買う・何もしない、を全部±10%ルールが決めてくれるおかげで、判定日以外は相場をほとんど見なくなりました。始める前は毎日のようにチェックしていたのに、これは自分でも意外な変化です。
想定外だったことも2つありました。ひとつは、リバランスで売るたびにかかる税金が想像以上に重かったこと。この「ヒヤッ」は掘れば掘るほど奥が深くて、最終的に記事1本になりました。もうひとつは、AGGの毎月の分配金です。買い増す前はほとんど意識したことがなかったのに、いまは月に一度の小さな楽しみになっています。
ブログのほうも、この記事を書いたときは「同じ戦略をやっている人が見当たらないから自分で実験する」という、半ば見切り発車でした。それが3ヶ月で記事は12本になり、AGG・SOXL・WEBLの徹底解説も書きました。検索でこのブログにたどり着いてくれる方もぽつぽつ現れて、記録を続ける意味を感じ始めています。
実験はまだ始まったばかりです。これからも毎月最終金曜に判定して、結果も心の動きもそのまま記録していきます。
あくまで個人の実験記録なので、生暖かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
本記事は個人の投資実績・体験を共有するものであり、特定の金融商品の購入を推奨・勧誘するものではありません。
レバレッジETF(WEBL・TECL・SOXL等)は値動きが大きく、元本割れのリスクが非常に高い金融商品です。長期保有による減価リスクもあります。
投資判断は必ずご自身の責任で行い、必要に応じて金融機関や専門家にご相談ください。本記事の情報をもとに損失を被られた場合でも、当ブログは一切の責任を負いません。
過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。

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